ECCOMについて
~人も自然も笑顔に~
私たちは、人と自然の関わりによる新たな価値の創造や失われた価値の再評価をとおして、多様な人と自然の互恵的な関係の構築をめざすソーシャルベンチャーです。人・自然・社会の3つをつなぐという目標を掲げ、自然に関わる施設の運営管理や地域の自然環境の保全、まちづくりなどに取り組んでいます。
MISSON
人と自然が共生する
「人も自然も笑顔になる社会」を実現する
人の笑顔とは、人が自然を知り適切に関わって、楽しみ、成長し、さらには経済的な恩恵を得ている状態であり、自然の笑顔とは、生き物が豊かに存在して、健全な生態系が持続的に維持されている状態であると、私たちは考えています。
人の自然に対する正しい理解と行動は、互いが笑顔になれる最初の一歩であり、その一歩を踏み外すと、時として、人が自然を、自然が人を傷つけることにもなりかねません。
私たちは、人と自然の共生、環境意識の向上、人の幸福と健康などに貢献する活動をとおして、人と自然の両方を大切にし、共に幸福で持続可能な「人も自然も笑顔になれる社会」の実現に取り組みます。
VISION
自然環境と関わることによる新たな価値の創造、
失われた価値の再評価
人と自然の関わり方は時代とともに変化し続けています。かつては里山を中心として、生活の中に自然がありましたが、産業構造の変化と共に、人と自然の距離は広がりました。かつて生活の中には里山があり、人と自然の距離は身近なものでした。しかし、現代において、直接自然と関わることは少なくなり、その価値に気づきにくくなっています。そのため自然は、より経済価値のあるものに奪われ、人もまた、奪った自然から得られるはずだった恩恵を失ってきました。こうした状況を打開するため、私たちは活動をとおして、自然環境と関わることに多様な価値を見出します。
私たちのMISSONの実現に向けて、地域の多様な人々や企業・団体との協働により、次のVISONに基づいた取組を進めます。
・地域固有の生態系や自然環境、伝統的な知識や失われた価値の再評価と活用
・里山、湿地などの保護と回復、生物多様性の保全に関する調査・活動
・地域自然を生かしたエコツーリズム、体験型観光、教育プログラムなどの新しい製品やサービスの提供
・身近な自然環境、生物とのふれあいを通じた体験型の情報提供・イベントの実施
・多様な人々や企業・団体が参加しやすい自然体験・環境保護活動の実施
・自然との関わりによる幸福感・満足感の醸成、健康づくりへの貢献
行動指針
- 人・自然・社会をつなぐソーシャルベンチャーとして、社会の変革に取り組みます
- 異なる背景を持つ人々へ、自然とふれあうきっかけを提供します
- 地域と協働し事業を進め、相互に気づき、学びあう関係を醸成させます
- 未知の領域にも果敢にチャレンジし、自らの成長と共に活動の発展につなげます
Origin
わたしたちの原点
日本カモシカセンターの閉園
三重県北勢地域の自然系の重要な拠点として機能していた日本カモシカセンター。1960年に鈴鹿山系かもしか保存学術研究会として発足し、1973年には自然科学博物館として出発した、世界でも類を見ない博物館・動物園の活動でした。動物たちの飼育や展示をはじめ、さまざまな資料の収集・整理・保管、調査研究、教育普及、地域との連携などをとおして、地域活性化にも寄与してきました。NPO法人ECCOMは、日本カモシカセンターの閉園に伴い、それまでの取り組みと理念を継承すべく、2007年2月19日に設立しました。同年、ございしょ自然学校の受託業務を開始し、その後様々な事業へ領域を拡大させています。
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団体概要
Environment
Conservation
Center
Of
Mie -
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