12/21
上野森林公園のスタッフ(パークコミュニケーター)を募集中
- #求人
地域の自然を未来へ、自然公園の新しい価値を作るパークコミュニケーター募集!
迷ったらワクワクする方を選ぶ。自分の内なる声に従うことで新たな成果や生きたネットワークの構築につながると信じ、心が動いたときには勇気を出して行動します。誰もが自分らしくいていいと思える社会を目指し、自然の分野から挑戦していきたいと思っています。
なにをやっているのか
子どもの創造力を育む火おこし体験イベント
地域の主体と共同した乗馬体験イベント
■ 人と自然、そして社会をつなぐ「ソーシャルベンチャー」 特定非営利活動法人ECCOMは、「人と自然が共生する『人も自然も笑顔になる社会』を実現する」ことをミッションに、三重県を中心に活動するNPO法人です。 私たちは単なる自然保護団体ではありません。その活動の根源は、前身である「日本カモシカセンター」の理念を継承した、環境保全と調査研究の専門性にあります。 この確固たる専門性を基盤に、現在は「公園等の指定管理運営」と「まちづくり」の2つの事業を柱として展開しています。
■ サービスからデザインまで。事業を多角化する理由 当社のユニークな点は、公園運営のノウハウを起点に、事業を多角化していることです。
▍指定管理運営事業 三重県民の森や上野森林公園など、複数の自然施設の指定管理を自治体から受託しています。施設の運営に留まらず、そこで暮らす多様な動植物の「調査・研究」も行い、公園の魅力を深く理解した上で、利用者の「体験設計」を行っています。これは単なる施設の管理ではなく、自然というポテンシャルを最大限に活かす「パークマネジメント」そのものです。
▍まちづくり・地域連携事業 公園運営で培ったノウハウを、地域の活性化にも活かしています。観光まちづくりや、地域の団体・行政機関と連携した環境教育プログラムの企画・実施を通じて、「森を街のオアシス」として機能させる役割を担っています。 また、デザイン・Web制作を行う「株式会社エコムクリエーション」や物販を行う「株式会社エコムプロダクト」といったグループ企業も持つことで、企画から実行、情報発信までを一貫して手掛けられる「ソーシャルベンチャー」として、活動の幅を広げ続けています。 ■ 地域との「つながり」を創造する未来へ 私たちの目標は、公園を単なるレクリエーションの場に留めず、市民が主体となって新しい活動を生み出すプラットフォームへと進化させることです。この多角的な事業展開が、NPOとして社会的な課題に、利益優先ではない新しいアプローチで挑み続けるECCOMの強みです。
なぜやるのか
桜の広場で来園者がゆっくりと過ごす様子
ヨガ講師との協働による森のヨガ体験イベント
三重県上野森林公園を舞台に 「平凡な自然公園」を、社会の課題を解決する「街のオアシス」へ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
私たちは、「なぜ、自然は人の生活から遠ざかってしまったのか」という問いから活動をスタートしました。 かつて、自然は生活の一部でした。しかし現代社会では、公園は単なる「遊ぶ場所」「散歩する場所」となり、本来の「回復力」を失いつつあります。 ECCOMが目指すのは、「人も自然も笑顔になる社会」です。そのために、公園のテーマを「街のオアシス」と定め、公園が持つ本来の社会的役割を果たすことを目指しています。
■ 私たちの使命:「多様性を包摂する場」の創造
私たちは、公園に訪れる多様な方々に、質の高いサービスを提供したいと考えています。高齢の方の散歩から、心身に不調を抱える方、障害がある方、外国の方まで。誰もが疎外感を感じることなく、「私はここに来てもいいんだ」と普通に思える場所にすることが、公園運営のミッションです。 セルフで自然を楽しんでもらうだけでは、この「多様性への対応」に限界があります。だからこそ、私たちは、来園者と自然、地域と公園を「つなぐ」新しい存在として、パークコミュニケーターという職種を新設しました。
■ 挑戦を続ける「ソーシャルベンチャー」の哲学
NPO法人である私たちは、利益優先ではなく、社会貢献がいかにできるかを大前提としています。社会を良い方向に変えるという役割を果たすために、私たちは常に新しいことにチャレンジする「ソーシャルベンチャー」としての姿勢を大切にしています。 この挑戦は、まだ世の中に浸透していない「パークコミュニケーター」という職種を確立し、全国的な展開ができる魅力的な仕事へと導く道筋にもなります。 「単なる管理者」ではなく、公園のポテンシャルを活かして地域や社会に貢献できるか。あなたのその熱意こそが、未来の公園の新しい在り方を創り上げます。
どうやっているのか
発達特性を持つ子どもとその保護者様対象のイベント
心地の良い場所でくつろげるスペースを設置
「公園が好き」という熱量を尊重する、挑戦の文化
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
この仕事で一番大切にしているのは、「自然が好き、公園が好き」という純粋な想いです。
■ チームの熱量:「やりたい」が溢れる組織
ECCOMで働くメンバーは、皆それぞれに公園のことが好きで、「自分がこういうことをしたい」というアイデアがどんどん湧いてくるような、モチベーションが高い人たちが集まっています。 例えば、所長の神名は「森の中で楽しませることが得意」、スタッフの渡辺は「生き物の面白さを伝えるのが得意」というように、それぞれの得意分野や経験を活かして役割を分担しています。保育士の資格を持つ社員もおり、自然科学系の専門知識だけでなく、多様な経験が活かせる環境です。 「やらなくてもいいのにやりたくて自分を忙しくしてしまう」ほど、内発的なモチベーションを重視する文化が根付いています。
■ 新しい挑戦を歓迎する環境
私たちは行動指針として「未知の領域にも果敢にチャレンジ」することを掲げています。NPOでありながら、デザインや物販のグループ会社を設立するなど、新しいことに挑戦し、事業を発展させてきました。 この新設ポジション「パークコミュニケーター」においても、挑戦と成長の機会を大切にします。 ・失敗してもいい文化: 民間のサービス業とは異なり、公園運営は「失敗しても何とかなる」ところからスタートしやすい環境です。これは、新しい企画をどんどん試行錯誤できる、挑戦者にとって大きなメリットです。 ・裁量権と成長ステップ: 経験度合いにもよりますが、最初はイベントサポートから入り、慣れてくれば、日々の来園者との関わりの中で「何が必要か」を自分で理解し、自分から企画して試行錯誤を重ねる裁量が与えられます。
■ 大前提となる「多様性の尊重」
私たちの運営の根幹にあるのは「ダイバーシティの尊重」です。外国人、障害のある方、マイノリティの方など、誰かを排除するような活動はしないという価値観が共通認識としてあります。 これは、公園が「街のオアシス」という社会的役割を果たす上で、最も大切にしているスタンスです。
こんなことやります
公園の未来を担う。地域と来園者の「体験」をデザインする仕事 三重県伊賀市にある「三重県上野森林公園」を舞台に 「公園が好き」「地域に貢献したい」という情熱を、仕事として形にしませんか? 新設ポジションであるパークコミュニケーターは、公園サービスの質を高め、地域との繋がりを強化する、公園の未来にとって不可欠な役割を担います。あなたのアイデアとホスピタリティが、公園の新しい在り方を創り上げます。
■ 具体的な業務内容と役割
このポジションは、従来の案内スタッフが主に行っていた「安全管理や案内」の業務を超え、より能動的な活動が求められます。業務時間としてはイベント運営に関わることも多くなります。
▍来園者の満足度を高める「体験設計」とコンシェルジュ業務 来園者一人ひとりの関心や要望に応じた、深い自然体験をデザインします。
・コンシェルジュ業務: 公園に不慣れな方、初めての方に対して、要望を聞き取り、「ホテルのコンシェルジュ」のように、その人に合った自然の楽しみ方やプログラムを個別に提案します。
・プログラム企画・実施: 季節の見どころ案内、自然解説、園内周遊サポートなどの企画・実施を行います。
▍地域と公園をつなぐ「連携強化」と企画立案 公園を拠点に新しいイベントや活動を生み出すための、地域との積極的な関係性作りを担います。
・一般の方との連携: ヨガの講師、子どもの自然教育団体など、一般の団体や企業と協働し、「自然×〇〇」という新しいサービスを生み出します。
・行政機関との連携: 伊賀市などと連携し、子どもたちが日常的に自然の中で遊べる環境づくりなど、行政との連携を代表と共に進めます。
・イベント運営: 各種イベントの企画・運営を通じて、公園への来園者を増やし、多様な方々に公園のポテンシャルを利用してもらう活動を推進します。
■ このポジションで得られる経験と成長
・ゼロから「新しい仕事」を作る経験: 「パークコミュニケーター」という職種を、全国で通用する新しいキャリアパスとして確立する、その先駆けとなれる経験です。
・地域社会へのダイレクトな貢献: 地域の団体や行政と協働し、自分の企画が、公園と地域社会に直接的に貢献する手触り感を得られます。
・失敗を恐れず挑戦できる環境: 民間サービス業とは異なり、「失敗を重ねながら」、主体的に企画・試行錯誤できる環境で成長できます。
■ 求める人物像と歓迎する経験
あなたの「学びたい意思」と「熱意」を最も重視します。経験がない方でも、入社後のOJTと失敗を歓迎する文化でバックアップします。
必須(MUST) ・地域の自然を敬い、環境保全や自然と人との適切な関係づくりに関わりたい方 ・ホスピタリティの精神が旺盛で、来園者一人ひとりの喜びを追求できる方 ・組織における役割やチームワークを理解し、協調性を持って業務に取り組める方
歓迎(WANT) ・異業種(例:サービス、教育、イベント業界など)での企画・運営経験 ・地域の自然を生かしたまちづくりに興味がある方 ・子どもの自然教育や環境教育に関心、または経験がある方 ・様々な場所に出かけて「繋がり」を作ることが好きな外交的な方
こちらのリンクもぜひご覧ください。 子どもたち一人一人が森の中で自分が本当に「楽しい!」と思うことを見つけ、それを実現するために何度も挑戦することのできる場「お楽し森の学校」に関するブログ https://note.com/otanoshimori



