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愛知川上流でハイク&釣りイベント〜HIKE & FISHerMAN〜開催
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当団体の事務局長川本の「釣りのイベントをやりたいな」の一言からはじまりました。
NPO法人ECCOMでは、自然の大切さを肌で感じてもらったり、生物多様性を考えるキッカケ作りとして登山やスノーシューといったアウトドアアクティビティを活用してきましたが、釣りは初めての試みです。いささかの不安はありますが、よく考えれば、釣りは魚はもちろん渓流という自然を直に感じることのできるアクティビティです。そして川本の「釣りがやりたい」という想いに押され「HIKE & FISHerMAN」というハイク&釣りイベントを2024年9月に企画・実施しました。
HIKE & FISHerMAN チラシ
何度も下見を行い、いざイベント当日
曇り空のお天気ですが、まだまだ蒸し暑し9月の朝、参加者が朝明渓谷の駐車場に集合しました。渓流釣りの経験はあるが登山はあまりやったことがないという参加者も半数ほどいましたので、愛知川の上流までゆっくりと。約1時間半のハイクがスタートしました。
最初は1kmほど舗装路を歩きます。
登山道に入ると影になり幾分涼しいですね。
釣り場まで簡単にアクセスできないからこそ、魚や川の大切さを感じることができます。とは言え、残暑厳しい9月です。休憩が多くなります。
根の平峠でベースキャンプ、そして釣りの準備
根の平峠までの急登を終え、少し西に進んだ広場にテントを張ります。ここに荷物を置いて各自愛知川上流の支流で釣りを始めます。
ルアー、テンカラ、フライフィッシングと各自が思い思いの釣具を準備します。川の形状や流れ、狙う魚によって道具を変える。まさに自然との対話ですね。
さあキャスティング
本日のメインイベントが開始です。魚がいる場所を見極め、移動移動の連続。じっと糸を垂らしている人は誰もいません。もしかしたらここまで来る登山より運動しているかも。
釣りをしながらも涼を感じ、渓流の美しさに癒されます。
麓の菰野町のお菓子とコーヒーで小休止
NPO法人ECCOMでは観光まちづくりを通して菰野町をはじめ地域の良いモノ、良い場所を多くの人に知ってもらう取り組みをしています。特産品やお土産の紹介もその取り組みのひとつです。今日は菰野町にある岩嶋屋さんのマコモどら焼きと御在所ロープウエイ珈琲を参加者に振舞いました。
川で冷えた身体に程よく甘いどら焼きと温かいコーヒーが染み渡ります。
帰路も魚影を見つければ竿を振る
時間まで釣りを楽しんだ後は当然下山をしなくてはいけません。登りほどではありませんが、釣りで疲れた身体には堪えます。しかし参加者の皆さん、チャンスがあれば、下山中でも竿を降ります。元気ですね〜。
川沿いに暮らすいきものたち
渓流釣りに行けば、魚以外にもたくさんのいきものに出会えます。私たちがいきものの暮らす場所で遊ばせてもらっているという感謝を忘れてはいけませんね。
で、釣果は?
ここまで釣果について触れてきませんでしたが、ちゃんと報告しますね笑。参加者の方1名が一匹イワナを釣り上げました。(写真を撮り忘れました。すみません。)他の参加者の方も「魚はいるんだけど上手く釣れなかった」と。これだけ書いておいて1匹だけ?!と思われるかもしれませんが、釣れなくても釣りは楽しいんです。美しい渓流の中で自然と対話する。素晴らしいじゃありませんか。大事なのでもう一度言いますね。「釣れなくても釣りは楽しいんです。」
朝明渓谷の駐車場近くの橋の上から川を眺める参加者とスタッフ。「あ、デカいのがいた!」とまだまだ諦めきれませんが、この大物は次回の楽しみにとっておこうということで今回のハイク&釣りイベントはお開きとなりました。